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ロジスティクス経営の急所と秘訣2023.12.08
ロジスティクス経営において、急所や秘訣と言える要点はいくつかありますが、その中でも特に重要なものをいくつか挙げてみます。
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1. 顧客志向
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ロジスティクス経営とはずばり、顧客を真ん中に置くことです。
「顧客は企業の唯一の財産である」と言え、企業の成功は顧客のニーズを理解し、それに応える能力にかかっているということです。
顧客が存在しなければ、企業も存在意義を持たないのです。
顧客がわれわれ企業の商品やサービスを購入し、利用して頂けるから、私たちは収益を得ることができるのです。
この当たり前のことが、われわれの成長や繁栄を実現します。
したがって、顧客は企業にとって最も重要な存在であると、ロジスティクス経営では捉えています。
また、企業はまず先に、顧客に価値を提供し、その結果として顧客の満足度を高めることが肝要であると考えています。
企業が顧客のニーズを理解し、それに応える製品やサービスを提供することで、顧客からの支持を獲得、競争力を高められるのです。
さらにロジスティクス経営では、企業は短期の利益追求よりも、長期的な持続可能性を重視すべきだということです。
顧客との長期的な関係を築くことが、企業の成長と繁栄につながるという考え方で、まさに「ロジスティクス経営」ということなのです。
ですから企業は、「単なる商品やサービスの提供者」であってはならないという視点です。
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2. 目標のフィードバック
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ロジスティクス経営では、目標を設定し、それに近づいているかを日々測定し、フィードバックすることを強いています。
これらの行動概念は、組織のパフォーマンス向上と個人の成長に、大きく寄与します。
・強みや弱点を特定する
・目標達成度と戦略効果を評価し、改善に繋げる
・顧客の意見やフィードバックを受けて、商品やサービスを改善する
・新たな課題を特定し、戦術を見直す
・組織内コミュニケーションを高め、更なるフィードバックを助長する
これらはロジスティクス経営において、市場の変化や顧客のニーズに対する迅速な把握をする日頃の訓練とも言えます。
そして自分と社会の間、組織と市場の間に乖離が生じないよう、自ら進んでフィードバックを受けることが重要なのです。
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3. 人的リソースの活用
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ロジスティクス経営では、優れた1人の人物の存在が、組織を牽引するカタチを否定しています。
組織の活性化は、人的リソースの適切な教育が裏付けとして存在してはじめて、事業成功として実を為すのです。
そもそも経営というのは、組織のカタチづくりや人材の配置について、あるべき姿との整合性を持たせることを指すのです。
(1) そのために企業は、常にイノベーションを継続すべき
常に外部環境は変化しております。企業はイノベーションと変化に適応することが、生き残りの秘訣となります。
組織が柔軟な頭を持ち、新しいアイデアを受け入れる文化を育むことです。
(2) テクノロジスト集団の存在
ロジスティクス経営では、知識労働者たちが「組織において中心的な役割を果たすべき」と期待しています。
彼らを行動させることが、今までにない破壊的イノベーションを起こすと同時に、継続的イノベーションを補完するものと信じております。
ロジスティクス経営、およびイノベーションの2つの側面に関しては、今後も稚拙ではありますが、私的考察を繰り広げたいと考えております。
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